公益社団法人ガールスカウトは、就学前の女児から成人女性までを対象とした、知性ある自立した女性を育む活動です。
1909年に英国で創設されたガールスカウト活動は、イギリス国内にとどまらず、少女と女性に力をつけることの大切さを世界中に広め、共感した世界中の女性たちに支持され、国際組織に変貌していきました。日本では1920年に開始された、長い歴史のある活動です。
ガールスカウト活動の基礎 には「やくそく」と「おきて」、そして以下のモットーと3つのポイントがあります。これらは、決してスカウト活動の時にだけ意識するものではなく、日常生活においても、個人の指針とするよう、ベーデンパウエル卿は言われています。
◆モットー :そなえよつねに
◆3つのポイント:自己啓発、人とのまじわり、自然とともに
なお、日本における活動は、各県にある県連盟と県連盟下地域毎の「団」で構成されます。通常のスカウト活動は、主にこれらの「団」毎に行います。「団」内の構成は以下の通りです。
部門 | 対象 |
T)テンダー |
:幼稚園児 |
B)ブラウニー | :小学1年~3年 |
J)ジュニア | :小学4年~6年 |
S)シニア | :中学1年~3年 |
R)レンジャー | :高校1年~3年 |
スキャップ | :大学生・成人 |
団委員 | :保護者 |
スキャップ以外の各部門毎に指導者(リーダー)がおり、スカウトの活動を支援・指導します。指導者(リーダー)には、ガールスカウト日本連盟が定める指導者研修を履修した者(スカウト経験者含む)が務めています。